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国原譜

4年前のロンドン五輪。ボクシング、村田…

 4年前のロンドン五輪。ボクシング、村田諒太選手(奈良市出身)の試合をテレビで見ていたら、コーチとして顔みしりの人物が映っているのには驚かされた。

 県ボクシング界の名伯楽として知られる樋山茂氏(当時県立王寺工高教)。筆者がスポーツ記者をしていた折、大変お世話になった。村田選手が金メダルと獲得した際の喜びは、樋山氏の存在によって倍加された。

 リオ五輪開催が迫ってきた。各競技で出場選手が続々と決まっている。県のまとめによると、県ゆかりの選手は現在5人。

 柔道の大野将平(天理大出身)、女子マラソンの伊藤舞(奈良市出身)、女子バドミントンの高橋礼華(橿原市出身)、馬術の北島隆三(県立山辺高出身)、競泳女子リレーの持田早智(県出身)。

 「同級生だった」「小さいころ、よく遊んだ」など、県内には5人の誰かを個人的に知っている人も少なくないのではないか。

 五輪マークの輪は、世界5大陸相互の結合と連帯を意味している。近年は批判的意見も多くなってきたが、人と人とのつながりを実感させる五輪は、やはり尊い大会だ。(栄)

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