国原譜
通常国会が閉会。安倍内閣の政策をめぐって…
通常国会が閉会。安倍内閣の政策をめぐって対立を強める与野党の論戦は舞台を永田町から選挙区へ移し、参院選が事実上のスタートを切った。
一方、県や市町村ではこの時期、6月議会を控えて提出議案の発表が相次ぐ。まだ新年度が動き出したばかりだが、補正予算など重要案件も多い。
また奈良市では火葬場移転で関連予算の提出が見送られたものの、市長と議会の質疑に注目が集まるし、大和高田市では国庫交付金をめぐる不正問題で、議会の特別委が調査結果を報告する。
中には形式的な質疑応答に終始したり、6月議会で行われることが多い正副議長選などで、肝心の議案審議がおろそかになってしまう議会もある。
選挙のときだけ活発で普段は姿も見えない議員もいるが、有権者も選挙にしか関心を示さないというのでは政治は良くならない。そんな課題を見つける意味でも議会の傍聴は良い経験になる。
今回の参院選は18歳選挙権の導入が話題だが、高校生を含む新しい有権者には、国政選挙で票を投じる前に、まず足元の地方政治に目を向けて、ぜひ議会傍聴を薦めたい。(松)
一方、県や市町村ではこの時期、6月議会を控えて提出議案の発表が相次ぐ。まだ新年度が動き出したばかりだが、補正予算など重要案件も多い。
また奈良市では火葬場移転で関連予算の提出が見送られたものの、市長と議会の質疑に注目が集まるし、大和高田市では国庫交付金をめぐる不正問題で、議会の特別委が調査結果を報告する。
中には形式的な質疑応答に終始したり、6月議会で行われることが多い正副議長選などで、肝心の議案審議がおろそかになってしまう議会もある。
選挙のときだけ活発で普段は姿も見えない議員もいるが、有権者も選挙にしか関心を示さないというのでは政治は良くならない。そんな課題を見つける意味でも議会の傍聴は良い経験になる。
今回の参院選は18歳選挙権の導入が話題だが、高校生を含む新しい有権者には、国政選挙で票を投じる前に、まず足元の地方政治に目を向けて、ぜひ議会傍聴を薦めたい。(松)