国原譜
最初の大きな地震発生から5回目の朝とな…
最初の大きな地震発生から5回目の朝となった。だが、昨日も熊本地方を中心に地震が頻発し、18日午後4時現在で地震の回数は540回を超えた。
地震がいつまた来るか分からない状況の中で、せっかくの支援物資が必要な所に届いていないという現実に、歯がゆい思いをしている国民は多い。
道路がガタガタで車が使えず、荷物の集積地から避難所に届ける手段、つまり人手が圧倒的に不足している。2次被害を避けるため、ボランティアの受け入れを止めていることも影響しているようだ。
16日の「本震」以降、被災地報道の中心となった南阿蘇村。今から27年前の平成元年9月、今回の地震で川に落ちた阿蘇大橋を渡って、宿泊したのが秘湯、垂玉温泉山口旅館だった。明治19年創業で与謝野鉄幹、北原白秋、野口雨情ら文人も利用した古風な木造の宿だった。
自衛隊ヘリによる救出映像などを見て言葉をなくした。当時、8620形の臨時SL列車「あそBOY」が走った豊肥線も甚大な被害を受けた。
今はただ、地震が一刻も早く治まり、これ以上の被害が出ないことを祈るばかりだ。(恵)
地震がいつまた来るか分からない状況の中で、せっかくの支援物資が必要な所に届いていないという現実に、歯がゆい思いをしている国民は多い。
道路がガタガタで車が使えず、荷物の集積地から避難所に届ける手段、つまり人手が圧倒的に不足している。2次被害を避けるため、ボランティアの受け入れを止めていることも影響しているようだ。
16日の「本震」以降、被災地報道の中心となった南阿蘇村。今から27年前の平成元年9月、今回の地震で川に落ちた阿蘇大橋を渡って、宿泊したのが秘湯、垂玉温泉山口旅館だった。明治19年創業で与謝野鉄幹、北原白秋、野口雨情ら文人も利用した古風な木造の宿だった。
自衛隊ヘリによる救出映像などを見て言葉をなくした。当時、8620形の臨時SL列車「あそBOY」が走った豊肥線も甚大な被害を受けた。
今はただ、地震が一刻も早く治まり、これ以上の被害が出ないことを祈るばかりだ。(恵)