注目記事2024年春 奈良県職員人事異動 発表!

国原譜

県北部の桜の多くが見頃を迎えた中で平成…

 県北部の桜の多くが見頃を迎えた中で平成28年度がスタートした。企業や自治体などの新人たちも、さまざまな思いを胸に新しい一歩を踏み出した。

 これに先立って自治体などでは定期の人事異動があり、県の知事部局では約3000人のうちほぼ3分の1が異動。1日から県庁の職場の顔ぶれも変わった。

 毎年4月になると繰り返される年度替わりの光景。そうではあるが、この中で特徴的な点はないか、時代の節目になるような兆候はないかといつも探してみる。

 こちらが鋭い感性を持ち合わせないので、残念ながら直感的な発見などはない。ただ、県の各種計画で、新年度からスタートするものが意外に多いと思った。

 「公共交通基本計画」「女性の輝き・活躍促進計画」「経済的困難及び社会生活上の困難を抱える子どもを支援する県計画」「県域地域福祉計画」などなど。他にもまだある。

 もちろん、大切なのは計画の成果。実を結ぶのがいつかは分からないが、“絵に描いた餅”で終わらせてはならない。県の新人職員たちも、よく研さんして大きな実りを県民にもたらしてほしい。(北)

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